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保険料の年金天引きに「NO」

 お年寄りが崩した保守王国 山口2区補選・民主勝利
どんなときも、国民に優しい日本の政治であってほしいです。


 「保守王国」の地盤をお年寄りが崩した。民主前職の平岡秀夫さん(54)が自民新人の山本繁太郎さん(59)をやぶった衆院山口2区補選。
 選挙戦では、告示日の15日に保険料の年金天引きが始まった後期高齢者医療制度について「高齢者いじめ」と批判した平岡さんが終始リードし、お年寄りらの支持を上積みして再選を果たした。

 平岡さんはこの日、午後7時50分に山口県岩国市にある選挙事務所に入った。
 午後8時すぎ、テレビで「平岡さん当選確実」の速報が流れると、事務所には歓喜の輪が広がり、平岡さんは支持者らとともに万歳。「多くの国民が感じている不安や不満を受け止め、後期高齢者医療制度やガソリン税の暫定税率の問題について、しっかりと発言していきたい」と有権者に約束した。
 告示前は道路特定財源問題が最大の争点になるとみられたが、平岡さんの陣営では当初から、医療制度も問う戦略だった。
 民主県連幹事長の西嶋裕作県議は「制度や年金問題に重点を置いたのが功を奏した」と指摘。選挙事務所にいた80歳代の父母と暮らす漁業の男性(58)も「少ない年金から天引きされたら、ほとんどなくなる。なんとかしてやってほしい」と平岡さんに期待を込めた。
 選挙区は岸信介、佐藤栄作の2人の首相を出した「保守王国」。初当選と2回目は自民候補に辛勝した平岡さんだが、前回はその後に岩国市長に転じた福田良彦さんに敗れた末の復活当選だった。
 常に自民の組織選挙に対峙(たいじ)していた陣営。今回も、地方議員や業界団体をフル稼働する山本さんの組織戦との対決だった。
 しかし、民主の吉敷晶彦県議は「告示前までは詰め寄られている感じだったが、手応えが増していった。今回は高齢者の問題があり、お年寄りの保守離れにつながった」と話した。
 一方、市内にある山本さんの陣営の事務所では「保険料が安くなる自治体が大半です」などと後期高齢者医療制度を説明する有権者への配布資料が、むなしく机に置かれていた。
 陣営関係者は「地方交付税が削られ、公共事業が減る中、支持を得ていた団体の力が弱った」と集票マシンの機能低下を認めた後、同制度にふれ「いつも支持してもらっていたお年寄りの人気も失った。党は民意を読み誤った」と肩を落としていた。

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2008年04月28日 23:31に投稿されたエントリーのページです。

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